山形市で開業する介護タクシー走蔵(はしぞう)の開業申請に始まり
日々の仕事、生活から感じたことなどを書いていきます。
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9月も半ばになると、山形では「芋煮会」の
シーズンを迎えます。職場仲間、同級生、
部活仲間、町内会など様々な単位で開かれる
ので、1シーズンに何度も芋煮会を体験する
こともあります。
ただ、最近目にするのが写真のような光景。
いわゆる「場所取り」です。ビニールテープで
囲って、「○月●日、●●が使用します」などと
メッセージが書かれています。気持ちはわか
るのですが、あまり美しい光景ではないですね。
昔はこんなことはありませんでした。というのも
主な会場になる馬見ヶ崎河川敷は、今のように
公園みたいに整備されているわけではなく
石がごろごろしている河原だったからです。
三々五々に集まった人達が、適当な石で適当な
場所にかまどを作り、そこで芋煮をします。
それでよかったのです。
ところが、芝生を植えたり、花壇をつくったり
いわゆる「機能空間」として整備されてしまうと
自然な利用がしにくくなり、結果、写真のような
ことをしないと、場所が確保できなくなってしま
ったわけです。
これも、小さな領土問題なのですが、根本に
あるのは、世の中にいろいろな「境界線」が
存在することなんでしょうね。
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